不忍の滝
2002年6月16日
姿を隠して潜んでいるような不忍の滝(左)
大河ドラマで戦国時代が取り上げられる度に脚光を浴びる長篠城の城内に、それほど大きくはないが、
それでも驚くほどの規模の滝があることは余り知られていない。 城趾は二つの川とお濠で囲まれているが、
その一画をなしている谷間を流れ落ちるのが高さ8mの不忍の滝である。
長篠城趾歴史保存館の裏手直ぐ下にある谷が、天然の素晴らしい堀を形成しており、滝の音に引かれながら
河原に下りると、こんな所にと思わず見つめるほどの滝が現れる。 滝壺を囲む廻りの地形を眺めながら、
この城が難攻不落の城であったのが改めて納得させれる。
<鳳来町長篠にて>